20/Oct/'04皆 野 民 俗 芸 能 奏 楽 研 修 会
平成・本部主催講習会-vol.01
未 来 へ と ど け
こ の リ ズ ム
こ の メ ロ デ ィ


2004年 9月12日(日)
篠 笛 集 中 講 座 を 開 催 し ま し た

入門者にとっては基本的な知識と練習の機会となり、また、上級者には、初期の講習段階での教習内容を再度確認し、今後の後継者育成にも役立てて欲しい内容の集中講座とした。

講 座 内 容

 
1.
笛の構造と各部名称
2.
篠笛の音律について
・皆野の奏楽で使用される笛の調子
3.
篠笛の音階について
・音名の説明
・音階と運指の練習
4.
口譜について
・口譜の意味するもの
5.
音名と口譜の表記と練習
・秩父音頭の笛、陥りやすいミス
6.
打ち指の奏法、2種類のレクチャーと練習
・連続音と口譜と打ち指
・装飾音と口譜と打ち指

 
上記の内容について、それぞれのレクチャーと練習を行った。
3〜6は皆野の古典芸能曲の篠笛の奏法上、特に重要で、口譜と打指奏法の関係など、明解に理解しておかないと、いつのまにか曲の原形がくずれてしまう。現に、ほとんどの奏者が秩父音頭の笛の中に、口譜と打指の関係をあいまいな認識でいるために(あるいは無意識でいるために)陥る“くずれ”の部分があるが、それらを例に教習。
出席者は少年部のみだった。日頃笛を吹かない者も笛を手にして講習に臨んだ。
こうした講習は、入門者対象に見えるが、実は、上級者に対し、今後、後継者を育成するうえでの理論、知識となることを期待しての講習。参加した少年部メンバーも、演奏者としての自分の糧とし、かつ人に伝える立場としての糧となるよう願う。
何ごとにも上達には、自信を持てるようになるまでの“反復”が大切なので、同様の内容の講習会を近いうちに再度行い、各ポイントを受講者から説明してもらう方式で進めてみたいと思います。
篠笛に限らず、各楽器、特定の楽曲についても同様の講座を増やし、演奏のレベルアップと同時に、講師育成にも力を注ぎたい。
(本部講師・關根勢津子)

篠笛集中講座 vol.2を見る


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